『津山事件報告書』を入手して以来、『津山三十人殺し』との差が気になってしょうがないため、筑波昭氏に連絡をとってみました。
周知の事実とは思いますが、筑波昭さんは黒木曜之助という別名義をお持ちで、ノンフィクションは筑波昭、推理小説は黒木曜之助とペンネームを使い分けていらっしゃいます。黒木曜之助名義の連絡先が公開されているので、そちらの方に手紙と電話で連絡をとってみました。
お伺いしたのは、
『津山三十人殺し』には、『津山事件報告書』には記載されていない内容がかなり描写されており、おそらくそれは筑波さんご自身の独自取材に基づくものと思う。その独自取材の概要について、お話しだけでも聞かせて頂けないか。
という内容です。
しかし、手紙のご回答はいただけず、お電話したところ「ちょっと仕事で忙しいので、ご返事できません」とのことでした。
一応、事実のみこの場を借りてご報告させていただきます。
筑波昭さんは昭和3年生まれとのことですので、今年で82歳でいらっしゃると思います。是非とも、後世のためにも「事実」がどうなのか証言して頂けないかと思うのですが、なかなか難しそうです。