Tag Archives: 児童ポルノ法

その他: 東京都青少年健全育成条例の審議における前田雅英氏の捏造発言

保坂展人さんのブログで、東京都青少年健全育成条例を審議した部会の部会長である首都大学東京の前田雅英教授が、保坂氏の国会委員会における対話を捏造してまで創作物規制論を進めたことが書かれています。

さもありなんというか、児ポ法を含めて創作物の単純所持規制を推進している人たちの人格や品性がよく現れている話だと思います。今回は国会委員会の議事録が残っていたので簡単に検証ができ、捏造であることが明らかになりましたが、これが記録に残らない話であれば「保坂氏が児童ポルノを推進しようとしてアグネス・チャン氏に論戦で圧敗した」という前田雅英氏の捏造が一人歩きして、保坂氏の人格や能力を貶める結果になったものと思われます。

前田教授をはじめとする規制推進派の人たちは、目的のためなら証言や証拠を平気で捏造することが実証されたと思います。青少年条例や児ポ法が成立したら、この調子でガンガン証拠が捏造され、冤罪が生み出されていくことでしょう。

冤罪事件における証拠捏造がいかに簡単に、一般的に行われているかについては以前のエントリで書きましたので、そちらをご参照ください。

冤罪事件一般: 亀山継夫 最高裁元裁判長のインタビュー その1

テレビ朝日のニュースステーションで、足利事件の最高裁上告棄却決定が出された際の裁判長・亀山継夫氏のインタビューを見ました。見た瞬間、そのあまりのレベルの低さに笑うしかない状況だったのですが、よく考えるとこのインタビューには現代日本における司法の問題点、特に、以前も問題にした「なぜ冤罪は生み出されるのか」がかなりわかりやすく現れていると思います。なので、予定を変更してこれからしばらくこの問題について論じてみたいと思います。下山事件関係の続きは少々お待ちください。

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その他: 衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官国民審査

残念ながら、保坂さんも落選、最高裁裁判官も不信任が過半数になった人はいませんでした。後者はまずありえないのでしょうがないとして、保坂さんの落選は、児童ポルノ法や表現の自由にとって大きな痛手であろうと思います。

しかし、ご本人のブログを拝見する限りでは再起を図るとのことですので、引き続きこの辺の問題に取り組んでいただけることを期待して応援していきたいと思います。

その他: 火垂るの墓

本日、終戦記念日恒例の「火垂るの墓」放映がありました。見ていて思ったのですが、これは明らかに「児童ポルノ」だな、と。節子の入浴シーンや医者のシーンなど、児童ポルノ法で規定する
3.衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
に該当する画像が数多くありました。
この内容は実在のモデルがいる画像でなくても成立するとされていますので、「火垂るの墓」も近い将来放映不可能になるでしょう。

また、もし今日の放映を録画した方がいらっしゃれば、なるべく早いうちに消去した方がいいでしょう。普通にDVDレコーダーから「消去」しただけでは不十分です。DVDレコーダーを含めたコンピュータのハードディスク(HDD)からの「消去」は、割と簡単に復帰させることが可能ですので、もしあなたが逮捕されたくないのであれば、DVD/BDレコーダーからHDDをいったん取り外してPCで完全消去するか、あるいはDVD/BDレコーダそのものを売り払うしか方法はありません。

http://picnic.to/~ami/image/hinemosu.jpgこういう時代が来ないことを祈ります。

狭山事件: 三題噺・放置駐車取締りと冤罪と児童ポルノ法

私(本ブログ管理人)は普段、東京都内で原付バイクに乗っています。

2006年から違法駐車取締りの民間委託が始まりました。制度ができた直後、違法駐車取締のおじさんたち(通称緑のおじさん)が一番必死に取り締まっていたのが何かというと、実は原付バイクの違法駐車でした。

以前は、原付バイクの違法駐車はかなり大目にみられていました。特に、車通りがほとんどない、事実上自動車は通れないような私道や細い道については、警察の人手不足もあるのでしょうがほとんど取締りを受けませんでした。ところが、緑のおじさんたちはそういった裏通りの原付バイクに躍起になってシールを貼り付けて回っていました。

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