狭山事件: 現地調査 2013秋 告知

伊吹隼人さん主催にて、下記のとおり現地調査を行います。今回はいつもとは多少違ったルートを取る予定(詳細は当日発表します)とのことですので、事件に興味がある方はふるってご参加ください。

  • 開催日:2013年11月23日(土・祝)
  • 集合場所:西武新宿線・入曽駅改札口前(解説員が「調査会」の封筒を持って立っています)
  • 解散場所:(「狭山台南」バス停より狭山市駅行きバスに乗車)西武新宿線・狭山市駅
  • 集合時間:12時(12時15分発のバスに乗車します)
  • 歩行距離:約4km 所要時間:約4時間(途中、コンビニ等で休憩あり)
  • 最少催行人員:3名(先着15名まで) 参加費:50円(資料代等実費)
  • 雨天の場合(午後雨天の予報含む):中止(※微妙な場合は当日朝10時までに本ブログにて告知致しますのでご確認ください)
  • コース:佐野屋跡、薬研坂等
  • 歩きやすい服装ならびに靴でご参加ください
  • 終了後には狭山市駅前飲食店にて「意見交換会」を行います(希望者のみ)
  • 政治的、思想的な背景の全く無い調査会ですので、どなたでもお気軽にご参加ください。主として「純粋に事件の内容のみを知りたい、真実が知りたい」、という方々のご参加をお持ち致しております
  • 資料の準備等の都合上、参加をご希望の方は前日までにblog@flowmanagement.jp(間の@を半角に変換してください)宛にメールでご連絡ください。ご本名、住所等は明記しなくても結構です。当日の天候等の関係で実施が危うい場合にはいただいたメールアドレスにご連絡しますので、blog@flowmanagement.jpからメールを受信できるよう(スパムではじかれないよう)設定して下さい。


    本ブログでとりあげている事件に関する同人誌等の通信販売を行っています。詳細はこちらをご参照ください。


      

その他: 夏コミC84御礼と通販告知

コミケにおいでいただいた方々、お買い上げいただいた方々、誠にありがとうございます。
改めて御礼申し上げます。

コミケで販売した本の、本ブログでの通信販売を開始いたします。
詳細はこちらをご参照ください。

  

その他: 夏コミC84告知 その4

夏コミ最終告知です。

  • 日時: 2013年8月11日(日) 10:00~16:00 (終了時刻にご注意下さい)
  • 場所: 東京ビッグサイト
  • 配置場所: 東ピ-29b
  • サークル名: 事件研究所
  • Webカタログ: こちらをクリックして下さい

出品予定の本は下記の通りです。なお、今回の新刊の通信販売はコミケ終了後に開始しますので、少々お待ちください。

書名 著者 価格 内容
狭山事件 現地インタビュー集 Vol.2 (新刊) 伊吹隼人 ¥1,000 前回のインタビュー集Vol.1の後の取材結果をまとめたもの。現地住民(被害者元同級生を含む)へのインタビュー等。別冊付録:甲斐仁志氏への反論。A4/46P
下山事件の真実 (新刊) 事件研究所 ¥800 下山事件に関するまとめ。自殺説が中心になります。本ブログで既に書いたことも一部含みます。A5/60P
津山事件の真実 第三版 付録付き (新刊) 事件研究所 ¥3,900 津山事件に関する論考を、筑波昭著『津山三十人殺し』の検証を中心にまとめた本。付録: 津山事件報告書(昭和14年、司法省刑事局)。A5/382P(うち付録が248P)。
狭山事件 現地インタビュー集 Vol.1 伊吹隼人 ¥1,800 狭山事件に関連して著者が様々な関係者等にインタビューした内容をまとめたもの。150ページ。インタビュー先についてはこちらをご覧ください。ただし、1)一部の内容は既刊本(『検証・狭山事件』等)と重複しています。2)インタビュー拒否の報告も含まれます
津山事件の真実 第三版 付録なし 事件研究所 ¥1,200 増補改訂版から付録(津山事件報告書)を除いたもの。考察部分に関しては増補改訂版とほぼ同一ですが、多少の加筆訂正を加えています。A5/130P
狭山事件 – 46年目の現場と証言 伊吹隼人 ¥1,000 「伊吹本」オリジナル版(風早書林版)。狭山事件の真犯人推理本の決定版。220ページ
(ただし、社会評論社から既に増補改訂版が出ていますので、未読の方はそちらを購入されることをお勧めします。こちらはコレクターズアイテムとしてお考えください)

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その他: 狭山事件: 夏コミC84告知 その3

コミケで販売する予定の伊吹隼人さんの新刊「狭山事件 現地インタビュー集Vol.2」の概要です。

  • 狭山事件の概要
  • 現地住人12名へのインタビュー(被害者元同級生7名+その他5名)
  • 2008年以降の伊吹調査により判明した新事実一覧
  • 現地における対立構造
  • 『狭山事件を推理する』著者・甲斐仁志氏説への反論
  • 変わりゆく現場と関係者たち
  • 伊吹雑感

A4/46P
予価:1,000円

※内容等は若干変更となる可能性もあります。あらかじめご了承ください。


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下山事件: 時代背景 その2

Asahi-S230123
朝日新聞昭和23年1月23日付

「下山事件は、国鉄の首切りに反対する左翼勢力の勢いを削ぎ、その後の民間企業を含めた人員整理をスムーズに進めるためにGHQ(GS/G2)によって計画された謀略である」という、平成三部作からWikipediaにかけて一般化している見方は、実は根拠がないという話の続きです。

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下山事件: 時代背景 その1

コミケに向けて下山事件本を書くため、下山事件関連の本を改めて読み直しています。

その中で、佐藤一氏の『「下山事件」謀略論の歴史―「原光景」的イメージから「動物化」した謀略論へ』を読んでいて、改めて当時の時代背景を考え直しました。

平成三部作では、下山事件が起こった昭和24年当時の時代背景を、おおむね以下のような趣旨で説明しています。《総選挙で共産党が躍進して「九月革命説」が叫ばれる騒然とした社会状況であったが、下山事件を初めとする「国鉄三大事件」によって左派躍進の流れが押しとどめられ、その後の55年体制~高度成長という流れにつながった。》Wikipediaの「下山事件」の「事件の時代背景と推理」の項目もその線で書かれています。

しかし、どうも実際にはそうではないようです。

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その他: 夏コミC84告知 その2

今回の夏コミにて、伊吹隼人さんの新刊「狭山事件 現地インタビュー集 Vol.2」を発売することになりましたので、ご連絡させていただきます。

前回のVol.1の後で現地でインタビューした結果をまとめたものですが、ページ数が前回より減るため、金額的にもお安くなるそうです。また直前になって確定したらご報告させていただきます。


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下山事件: 成田屋

Shiryo-p24『資料・下山事件 p.24』

ひょんなことから『資料・下山事件』が安く手に入ったので読んでいると、こんな記述が目に入りました。

森田さんの経営する待合“成田屋”は三越から自動車で二分、歩いてもものの十分とはかからない中央区新川一ノ六で(後略)

新川1-6といえば、私(本ブログ管理人)が現在住んでいる場所から歩いて2分くらいな場所ではないですか…というかそんな基本的なことも忘れてたとは、我ながら情けないところです。

ただ、「三越から自動車で二分、歩いてもものの十分とはかからない」というのはちょっと無理だろうなあ、とも同時に思ったので、一応検証してみました。

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狭山事件: 石川さんの筆跡

Sankei-S380524
サンケイ新聞昭和38年5月24日付朝刊

こちらのエントリへのコメントで「逮捕前の石川一雄さんの筆跡はないのか」という話をいただき、「早退届そのものに関してはどこかで見た気もするのですが、今思い出せません」と書きましたが、すいません記憶違いでした。

逮捕前の筆跡として報道されたものとして、今回の画像があります。これと勘違いしていました。お詫びして訂正します。

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その他: 夏コミC84告知 その1

久しぶりにコミケに出展します。申込時に失敗してしまって、歴史物の創作小説等の島の中にいれられてしまったようですが、もし興味がある方がいらっしゃればお立ち寄り下さい。

新刊として、今の段階では下山事件本を出したいなあ(希望的観測)と考えています。また、『津山事件の真実』付録あり版について、しばらく売り切れ状態でしたが、このコミケを機会に再版したいと思います(こちらはかなり確度高し)。通販に関しても、状況の確認が取れましたら告知させていただきます。

伊吹隼人さんの新刊については現在確認中です。確認取れましたら改めて告知させていただきます。


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