例によって補足です。
今回引用した記事に、失敗の経緯がかなり詳しく書いてあります。
- 2日午前0時(1日深夜)にも20人規模の刑官がさのヤに張り込んだ
- 3日午前0時(2日深夜)の犯人取り逃がしの際、次姉が犯人と押し問答になったときに、次姉のそばにいた刑事が懐中電灯を振り回して「犯人発見」の合図をした
- その合図を見て、向かいにいた刑事が「犯人逮捕」の合図である呼び子を鳴らした
- 呼び子を聞いた刑事たちは呼び子の方に殺到し、その間に犯人はゆうゆうと逃げた
ただし、これが定説というわけではなく、次姉やPTA会長の裁判での証言に「呼び子が鳴った」という話が出てこないところから、「呼び子は鳴ら(さ)なかった」という説も有力です。