今回からしばらく、「平成三部作」の最初のきっかけとなった週刊朝日の記事をメインで書き、その結果を『葬られた夏』という書籍にまとめた諸永裕司氏の叙述テクニック(笑)について見ていきたいと思います。
諸永氏がよく使うテクニックは2つあります。
- 関係ありそうで、でも実は関係ない叙述を織り交ぜることで、読者に特定の方向の印象付けをする
- よく読めば間違ったことは書いていないのだが、さらっと流し読むと間違った理解をしやすい文章を書き、しかもその「間違った理解」というのが他殺説に非常に都合がよい形になっている
これだけだとわかりにくいと思いますので、具体例を見てみましょう。