Tag Archives: 脅迫状

狭山事件入門: 2ちゃんねるオカルト板での推理・議論

狭山事件に関して、2ちゃんねるオカルト板に立てられていたスレでかなり濃い議論が展開されていました。実を言うと、私(管理人)がこの事件に興味を持ったのもこのスレが発端だったりします。

というわけで、とりあえず過去ログをHTML化して上げておきます。一番の見所は、1スレ898氏の「伯父さん」から聞いたという話です。これは、狭山事件フリークの作り話だとしても良くできていて一読に値します。

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狭山事件入門: 「PTA会長」について

身代金受渡しで重要な役割を演じた人物の一人に、狭山事件フリークの間で通称「PTA会長」と呼ばれている木材販売店主、MH氏がいます。この人は、被害者が卒業した堀兼中学校で教育振興会会長(生徒が卒業後も会長を務めることができるよう、PTAではなくこう呼んでいた)を務めており、息子が被害者と中学で同級生で生徒会長、被害者が副会長だったことから被害者とも顔見知りでした。

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狭山事件入門: 身代金受渡し

身代金受渡場所身代金受渡場所
白い×印が次姉が立っていた場所。犯人は手前の茶畑の中から現れた。

事件発覚の経緯に諸説あるように、身代金受渡しに関しても諸説あります。以下、まずは例によって裁判所が認めた公式の経緯です。

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狭山事件入門: 脅迫状と事件の発覚

『無実の獄25年 狭山事件写真集』より脅迫状画像『無実の獄25年 狭山事件写真集』より脅迫状画像

昭和38年(1963年)5月1日午後7時30分頃、埼玉県狭山市の農家の長男(25歳)が、自宅の戸に1通の手紙が挟み込まれているのを発見しました。長男はその手紙を弟(19歳)に取らせると中を開けて読みました。手紙にはこう書かれていました。

少時様 このかみにツツんでこい
子供の命がほ知かたら29日(五月2日)の夜12時に、金二十万円女の人がもツて(さのヤ)の門のところにいろ。
友だちが車出いくからその人にわたせ。
時が一分出もをくれたら子供の命がないとおもい。―
刑札には名知たら小供は死。
もし車出いッた友だちが時かんどおりぶじにか江て気名かッたら子供わ西武園の池の中に死出いるからそこ江いッてみろ。
もし車出いッた友だちが時かんどおりぶじにかえッて気たら子供わ1時かんごに車出ぶじにとどける。
くりか江す 刑札にはなすな。
気んじょの人にもはなすな
子供 死出死まう。

もし金をとりにいッて。ちがう人がいたら
そのままかえてきて。こどもわころしてヤる。

長男はその手紙を発見する前に妹(16歳、当日が誕生日で16歳になったばかりの高校1年生だった)の帰りが遅いので心配して車で学校まで探しに行って帰ってきたばかりのところで、さらに封筒には妹の学生証も同封されていたので、妹が誘拐されてその身代金を要求されたものと考えて、大雨の中を父親と一緒に急いで車に乗り、交番に届け出ました。

……というのが現在公式に認められている狭山事件の発端です。脅迫状の文面も不気味なふいんき(なぜか(ry)を漂わせており、これだけでもミステリーの出だしとして、サスペンス感あふれるドラマの一幕のようです。裁判での長男や次女(被害者の姉)、刑官などの証言もすべてこの時間軸で話が進められていて、当然ながら判決もそのような事実認定になっています。ところが、この発端からして異説があるのが一筋縄ではいかないところです。

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狭山事件入門: 目次

*注: 現在、「狭山事件入門」関連のコンテンツを順次狭山事件関連資料Websiteに移行しつつあります。こちらのブログに残っている記事は内容が古くなっている場合もありますので、ご了承ください。

目次というか予定です。予定なので変更する可能性は大いにあります。

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狭山事件入門: 狭山事件の面白さ

*注: 現在、「狭山事件入門」関連のコンテンツを順次狭山事件関連資料Websiteに移行しつつあります。こちらのブログに残っている記事は内容が古くなっている場合もありますので、ご了承ください。

被害者の写真『無実の獄25年 狭山事件写真集』より、被害者の写真

「狭山事件」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。「知らない」という人も多いと思います。「『となりのトトロ』の原作になったって噂がある事件のこと?」という人もいるかもしれません。また、ちょっと知っている人でも、「なんかよく知らないけど部落差別とかの関係の事件でしょ?学校の社会や道徳の授業とかで聞いたことがあるけど、面倒臭そうだしどうでもいいよ」という人もいるでしょう。しかし、そういう人たちは確実に人生の楽しみの何%かを損していると思います。それほど、この事件は「面白い」。という言い方が不謹慎であれば、「興味深い」のです。特に、このブログに立ち寄っていただいた方は「事件」に興味がある人だと思います。そういう人なら、この事件のことを知れば知るほど、よりいろいろなことを知りたくなると思います。それほど奥が深い事件です。

「狭山事件」を一言でまとめてしまうと、「昭和38年(1963年)5月1日に、埼玉県狭山市で女子高生が誘拐されて殺害された事件」ということになります。このブログで面白いとか興味深いとか言うのは、この女子高生殺人事件そのものに関して、です。一般的に「狭山事件」と言う場合には、「その女子高生誘拐殺人事件の犯人として被差別部落出身の男性が逮捕・起訴されて有罪とされたえん罪事件」を指している場合も多いのですが、そちらについては詳しく解説されたサイトがたくさんありますので別途ご参照ください。このサイトではあくまでも誘拐殺人事件の方を本筋に追いかけていきます。

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狭山事件: 「プロファイリングで解く重大事件」

「実話ナックルズ」2008年3月号で、狭山事件と帝銀事件の真犯人を苫米地英人氏がプロファイリングで解くという記事が掲載されました。この中で、特に、狭山事件に関して「苫米地氏は、いままで誰も提起しなかった驚愕の真犯人像を切り出した」というキャッチコピーがあります。

以下、ネタバレがありますのでまだ記事を見ていない方は見ないことをお勧めします。

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