Tag Archives: 津山事件報告書

狭山事件: 津山事件: 雑誌記事

本ブログで取り上げている事件関連の記事が2件、雑誌に掲載されました。

  • 「実録・昭和事件史 私はそこにいた」:伊吹隼人さんによる狭山事件に関する記事が掲載されています。基本的には事件の概要解説なのですが、被害者の末弟や、被害者と当時一番仲が良かった男子学生のインタビューが挿入されているなど、短い中にも情報量が多く、参考になる記事です。
  • 「封印発禁ダークゾーン Vol.11」:私が、『津山事件報告書』を求めてスタンフォード大学へ行った時のことを書きました。基本的には同人誌で書いたこととほぼ同じ内容です。まだ同人誌の方を読んでいないという方はどうぞ。

いずれの本も本記事の下の方にあるAmazonリンクからご購入いただけます。

また、5月21日は津山事件が発生してからちょうど80年目にあたる日でした。改めて事件で亡くなった方々の安らかなお眠りをお祈り申し上げます。


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津山事件: 「昭和の謎99」に寄稿

縁あって、「昭和の謎99」という雑誌に津山事件関係で駄文を寄稿させていただきました。内容は、ブログや同人誌と異なり、かなり想像の翼を広げたものとなっています(婉曲表現)。よろしければ一度ご笑覧ください。

下のAmazonリンクから、もしくはローソンまたはファミマでご購入いただけます。


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津山事件: サムハラ神社

とあるクソアニメの第4話で、セリフに「サムハラ神社」が登場していました。

サムハラ神社に関する以前の記事はこちらをどうぞ

今回、改めてサムハラ神社を検索してみたところ、最近サムハラ神社の指輪が人気になっているようで、話題になっているんですね。2010年に私(本ブログ管理人)が訪問した頃は、大阪の神社の方も人影がまばらな状態で、加茂の奥の院も人っ子一人いない状態でしたが、だいぶ賑わっているようです。まずはご同慶の至り、といったところです。


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津山事件: 『津山事件の真実』について

年始早々、Twitter上で『津山事件の真実』をお読みいただいた方の感想がバズったこともあり、一時こちらのブログもつながりにくくなっていました。今は落ち着いたようです。

その関連で、Amazonで在庫を上回るご発注をいただいておりました。ありがとうございます&お待たせして申し訳ないです。

現時点でご発注をいただいている方の多くは、おそらく明日頃にAmazonから発送されるかと思います。また、ご発注時期の関係で在庫切れで明日発送できない方につきましても、1月13日(土)頃までにはAmazonから発送できる見通しとなっております。

お読みいただいてのご感想・ご質問につきましては、こちらへのコメント、または Twitter:@moritatsu 宛のにいただけると幸いです。


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津山事件: 2017年2月7日付の中日新聞記事

中日新聞に津山事件関係の記事が掲載されました。

日本の犯罪史上最大の大量殺人とされる一九三八(昭和十三)年に岡山県で起きた「津山事件」の資料が、磐田市内で見つかった。

磐田市内に住む岡山県警の警察官の遺族が、自宅で保管していた。

記事中に引用されている文章を見る限り、これはどうも「津山事件報告書」に掲載されている鹽田末平検事の論文をまとめたもののようです。
記事中、以下のような文章があります。

犯行原因として、「特殊な家庭事情」から「孤独感を募らせて全く社会を隔絶し」、「生来の病弱が肺患にまで進行してその宿命的な劣等感と厭世(えんせい)観を深刻化」させた点を指摘。「致命的な弱さは性的放埒(ほうらつ)となって現れ、益々(ますます)隣人達に嫌悪排斥」され、「極度の自暴自棄に堕し、人生のありとあらゆるものを呪う気持ち」に達したと分析している。

この辺の文は、鹽田論文に一致する部分があります。

津山事件報告書 p.397

おそらく、「津山事件報告書」から一部を抜粋して、警察内部の研修資料としたものではないでしょうか。新資料でないのは残念ですが、警察内部でそのような形で事件を語り継いでいたというのはなかなか興味深いところです。

中日新聞の記事には同時に、印刷ではない焼き増ししたと思われる都井睦雄の写真も掲載されています。これはかなり貴重なものなので、是非とも一度見てみたいものです。写真は全部で26枚あるとのことで、現場写真でしょうか。


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その他: コミケ来訪御礼

今回もコミケにご来訪・お買い上げをいただいた皆様、ありがとうございます。

新刊がないということで失望させてしまった方も多かったようで、「ブログの更新も頑張ってください」という叱咤もいただいてしまいました。

次回は何とか新刊を出せるように頑張りますので、よろしくお願いします。


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津山事件: 京都帝大 小南教授の論文について

京都帝大小南教授の論文
京都帝大小南教授の論文

先日、『津山事件の真実』ご購入ご希望の連絡をいただいた方から、掲題論文についての情報をいただきました。

津山事件の初期の文献としては『東京醫事新誌3117号』に京都帝大教授小南又一郎が発表した「最近に於ける三十三人斬事件として社会の耳目を驚愕せしめたる岡山の嫉妬犯罪に於ける惨劇の一例」がありますね。
小南はこの事件の報を知るや否や加害者の精神状態を調べ社会防衛上十分な研究をすべし、として「該地方に在る数名の知人を介して」事件後2か月で調査をだいたい終了、岡山県の当局の発表を待っていたところ「毫も之なきを以て」先に発表したと断っております。

おそらく「事件調査報告書」よりも先に発表された論文だと思われます。

この掲載情報については知りませんでした。情報をありがとうございます。

「津山事件報告書」は、事件からほぼ1年後に刊行されたこともあって、事件直後のマスコミ報道や事件後に発表された研究論文を収録しています。この小南教授の論文も「報告書」に収録されています。タイトルは異なっていますが、論文末尾に初出が東京醫事新誌(昭和14年1月14日発行)であることが記されている(この点、ご指摘をいただくまで気づいていませんでした)ため、同じものと思います。

ちなみに、この小南教授の論文は、睦雄が「精神分裂症の前驅」であったと判断しています。それは、同じ精神科医の分析であるにもかかわらず、中村一夫氏の

彼の精神症状には分裂病にみられるような人格の妄想病性硬化も見られず、独立性感動障害の固定した単調性もなく、分裂性の破壊もない。

という分析とは真っ向から相反するものです。どちらが正しいのかは精神科の専門家ではない私にはわかりません。

ただ、小南教授の論文の末尾は、このように締めくくられています。

此の如き有様なれば、普通人の間に於て奇行の多き、或ひは周圍と甚しく調和せざる精神異狀者或はそれに近しと思はるゝが如きものあらば、よく注意して直に之をその筋に申告し、社會危險防衞の資とすべく、叉此申告を受けたるもの、或はその診察を乞はれたる醫師は、そが精神異狀者なるや否やを叮嚀に調査決定し、その保護監視を十分嚴重にすべく周圍のものに指示すべきなり。
(中略)
精神病性犯罪者の保護監視豈に忽にすべけんや。
尚此等の詳細は他に筆を改めて記述することあらんも、今回は唯題示の如き大惨事の突發したる機會を無にせず、精神異狀者或はそれに近きものゝ保護監視を十分にせざるべからざる所以を強調して筆を止めんとす。

要するに、小南教授ご自身の持論であろう、精神病者に対する予防拘禁措置の実施を主張するために、「題示の如き大惨事の突發したる機會」を利用したい、そのためには睦雄が精神病でないと困る、ということなのではないかという気が、個人的にはします。


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津山事件: シリーズ・Jミステリーはここから始まった! 第2回「横溝正史“八つ墓村”」

シリーズ・Jミステリーはここから始まった! 第2回「横溝正史“八つ墓村”」が放映されました。1時間の番組中、津山事件に触れられていたのは5分ほどでしたが、中であった以下のような指摘は新鮮でした。曰く、「都井睦雄と田治見要蔵では、三十人(三十二人)殺しという結果は同じでも、動機が正反対である。睦雄は承認欲求、要蔵は詐欺師感情に基づく事件ではないか。睦雄は村人にバカにされた(バカにされたと感じた)ために犯行に及んだ。要蔵は村の支配者であったが、その地位は自ら手に入れたわけではないために実感が伴っておらず、その地位を捨ててリアリティを求めるために犯行に及んだのではないか」というものです。

確かに、要蔵の場合、「発狂した」以外に事件を起こす理由がないんですよね。その発狂した理由も描かれていませんし。「八つ墓の祟り」ということで済ませてしまっていたところにこの指摘で、ちょっと意表を突かれた思いです。

ちなみに、番組中で津山事件の新聞記事が出ていて、そこに被害者の実名がアップで映っていましたが、あれは当方が提供したものではありません。当方から提供したのは、津山事件報告書の睦雄の写真と、犯行時の服装の再現の写真です。


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津山事件: TV放映予定

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1月28日(木)22:00より、NHK BSプレミアムにてシリーズ・Jミステリーはここから始まった! 第2回「横溝正史“八つ墓村”」という番組が放映されます。

番組の中で、「八つ墓村」と津山事件の関係について触れる予定とのことで、多少の資料提供(津山事件報告書)をさせていただきました。どの程度まで津山事件の話が出るかはわかりませんが、もしよろしければご覧ください。「村人32人が殺された『津山事件』」という記述がかなり不安を呼び起こしますけれど……


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津山事件: TV放映

昨日、津山事件に関する番組がTVで放映されていました。
それに関連して、Amazonでの本が売り切れになっていますが、今朝追加で納品を送ったので、数日中には戻ると思います。少々お待ちください。

番組の内容に関しては、あんなものかなあ、と。
ただ、「都井睦雄と同世代」として画面に映っていたおばあさんのしゃべりが、訛りがなさすぎるのはちょっと気になりました。あの世代であの地方で生まれ育った方は、パッと聞いただけでは意味がわからないレベルの方言を話すはずです。

あと、「八つ墓村・津山30人殺し極秘捜査資料」というアオリもどうかと。番組中でも触れられていたとおり、スタンフォード大学へ行けば見られる資料なわけで。確かに作成された当時は極秘資料で、中表紙にも「極秘」とは書かれていますが、アオリ文句で「極秘捜査資料」と銘打つのはいかがなものかと思います。


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