『現地からの報告』本の内容に関しての続きです。
「同級生のひとり」による、以下のような証言が紹介されています。
当日、(被害者)さんは一番先に教室を出て帰って行ったように思う。私たちはまだみんな教室に残っていて、二、三のグループにかたまっておしゃべりをしていたような気がする。(被害者)さんが教室を出て、自転車置場から自転車をころがしてきて、教室の窓の外を通った時、窓越しに誰かと話をしていた。その人が「もう帰っちゃうの」と聞いたら、(被害者)さんが「うん、もう帰るのよ」と答えていたのを、今でも憶えている。