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津山事件: 心霊スポット恐怖体験談

5月21日は、津山事件が起きた当日でした。改めて事件被害者の方々の安らかなお眠りをお祈りします。

こんなサイトがあることを知りました。
心霊スポット恐怖体験談

私は岡山の大学で学生時代過ごしましたが、
大学の卒業論文の題材に【津山事件の現在】として当時、
実際にその現場へいきました。

と書かれています。そのほかにも、現場の鑑識を行った方と話をした、などと書いてあります。

断言しますが、この方が書いていることはまず間違いなくすべてがウソです。信じないでください。
もしこのサイトの管理者の方が「いや、本当だ」とおっしゃるのであれば、公開で当方に反論をお願いします。

ウソであるという根拠はいくつかありますが、一番大きなものは

裏山に行くと集落を一望出来る所に一列で同じ日付が掘られた27個のお墓が並んでました。

です。このような場所は貝尾に存在しません。もしこの著者が「いや、ある」とおっしゃるのであれば、その場所のご提示をお願いします。必要があれば当方はいつでも立ち会います。
当然、その後にある後輩の事故やら下半身不随やら、心霊現象やらも、すべてこの方の捏造でしょう。

こちらのエントリでも書いたように、貝尾は農村なので、基本的に墓所は各家ごとに点在しています。一つの家での犠牲者が5~6人である以上、「一列で同じ日付が掘られた27個のお墓が並んでました」ということは常識で考えただけでもありえない話です。実際、一つの墓所で並んでいる「同じ日付が掘られた」お墓は、せいぜい4~5基といったところです。

正直、こういうことを書く人が、何が楽しくて書くのかがよくわかりません。
冗談を冗談として書くのはアリでしょう。その冗談が面白くもないという批判を受ける前提で。しかし、冗談ともつかない単なるウソを、まことしやかに、本当にあったことのように書くのは、完全にアウトだと思います。たとえそれが面白かったとしても。なぜなら、そういう「面白いウソ」は、いつの間にか都市伝説として流布してしまい、それを後から検証して否定するには大変な労力が必要になるからです。


本ブログでとりあげている事件に関する同人誌等の通信販売を行っています。詳細はこちらをご参照ください。


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