狭山事件: 東京高検が証拠開示を拒否

こちらのHPによると、先般行われた三者協議の要請を受けた東京高検が、「証拠開示には応じられない」と弁護団ならびに裁判所に対して回答したとのことです。

他でまだ報道されていないので確定ではないかもしれませんが、もしこれが事実とすれば、東京高検は何を考えているのでしょうか。

私(本ブログ管理人)は以前から個人的に「狭山事件のグループには刑札関係者がいたのではないか」と考えています。ここまで頑なに東京高検が証拠開示を拒否するということは、残された証拠の中に

  1. 刑札関係者の関与を決定づけるものが含まれている
  2. 刑札による証拠捏造の決定的な証拠がある

のいずれかとしか考えられません。

11月27日の緊急集会にも参加したいのですが、さすがに月末の金曜日なので難しそうです。引き続きこの問題については見守っていきたいと思います。

2 thoughts on “狭山事件: 東京高検が証拠開示を拒否”

  1. こんにちは。吉展ちゃん事件を調べててこの事件を調べるようになりました。証拠掲示却下ですか…。何をしてるのでしょうか。何故証拠を出さないのですか?!!!何を隠してるのですか?? 僕はこの事件を調べていくほど憤りを感じます。絶対風化させません。
    ※PS トトロの時代設定は60年頃ではなく、1958年です。

  2. こんばんは。三秒です。
    ところで検察の保持する未開示証拠ですが、結論はかなり先になるというのが私の見通しです。
    足利事件での対応で検察も混乱しているのではないでしょうか?
    警察では今後の捜査方針の見直しも行われるとおもいます。
    未開示証拠の読み直し作業に時間をかなりとられるものと想像します。
    以上のことから検察上層部は政権・世論の動向を時間をかけて注視しながら頃合の良いところで手持ちの
    証拠を小出しにしつつ劇的な反応が世論に出てこないのを確認しながら全面開示か一部開示かの手を打ってくるものと予想しています。
    ただし、検察が証拠の未開示の理由としてプライバシー保護をあげていますが、それが本当であるならば真犯人存在の有無とプライバシー保護の利益衡量してどちらに軍配があがるか・・・。
    まだまだ長丁場になると思いますが管理人さんは如何でしょうか?

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