『狭山事件―46年目の現場と証言』という本が2009年早々に出版されることになったとのことです。
「狭山事件を推理する」管理人氏による著者インタビューがサイトの方に掲載されています。このインタビューだけでもいろいろな内容が明かされていますので、興味がある方は是非お読みください。
某「最後の証言」とタイトルは似ていますが(笑)、長年事件に興味を持って調べていた著者が、改めて事件関係者に丹念に取材した結果をまとめた本です。実は、このエントリで書いた「新しい展開」というのはこの本のことでした。ようやく一般に公表できる段階になったということでかなり期待しています。
ちなみに一応書いておきますと、私(当サイト管理人)もこのサイトで狭山事件についていろいろ書いていますが、イヤガラセや脅迫に類することは一切受けたことがありません。メアドもさらしていますし独自ドメインですのでその線から調べればいくらでも私本人にたどり着けると思いますけど。その意味で、下田雄一郎氏がなぜ一切の連絡を絶ってしまわれたのか未だに不思議でもあり、残念なところです。
こんばんは「3秒」でございます。
わたくしは狭山事件の現場へ一人で行くことができません。
なぜか非常に怖いのです。
誰かが襲ってくるような気がする・・・、怨念にとりつかれる・・・、などの恐怖とはまた別の形容しがたい
「厭な」気分にとらわれます。
それでも、何度か狭山の図書館に足を運びました。事件の資料が豊富にそろっていますから非常に
便利なんですが、そういったわけでなかなか気軽に行けないでいます。
図書館の目の前に被害者の通った学校跡がありますが近寄らず、なるべく目を合わせずに通過します。
資料によると狭山市駅西口から図書館に通じる道路は被害者の通学路にあたるようですから、図書館
への往復の道と重なるわけです。
歩いていると、自転車に乗った被害者が脳裏に浮かんでは消えます。
友人からは「狭山事件から離れた方がいいんじゃないの?」と言われます。 一瞬、「そうしようかな・・・」
と思う事もありますが、不可解な疑問を残したままではではとうも落ち着かず再び事件に引き込まれて
しまいます。
多分、下田さんも再び狭山事件に戻ってきていただけると信じています。