津山事件: TV放映

昨日、津山事件に関する番組がTVで放映されていました。
それに関連して、Amazonでの本が売り切れになっていますが、今朝追加で納品を送ったので、数日中には戻ると思います。少々お待ちください。

番組の内容に関しては、あんなものかなあ、と。
ただ、「都井睦雄と同世代」として画面に映っていたおばあさんのしゃべりが、訛りがなさすぎるのはちょっと気になりました。あの世代であの地方で生まれ育った方は、パッと聞いただけでは意味がわからないレベルの方言を話すはずです。

あと、「八つ墓村・津山30人殺し極秘捜査資料」というアオリもどうかと。番組中でも触れられていたとおり、スタンフォード大学へ行けば見られる資料なわけで。確かに作成された当時は極秘資料で、中表紙にも「極秘」とは書かれていますが、アオリ文句で「極秘捜査資料」と銘打つのはいかがなものかと思います。


本ブログでとりあげている事件に関する同人誌等の通信販売を行っています。詳細はこちらをご参照ください。


6 thoughts on “津山事件: TV放映”

  1. はじめまして。
    いろいろと興味深く拝見しております。

    さて、記事の番組についてお伺いします。管理人さんは、あのおばあさんはテレビ側のやらせ(語弊があるかもしれませんが)とお考えですか?

    1. 現地で取材したことを分かりやすく伝えるため、どこかのおばあさんに喋ってもらった。
    2. テレビ局の創作
    3. その他

    変な質問で申し訳ございません。なんとなく気になったのでコメント残しました。

  2. いや、ヤラセとまでは言いません。
    ただ、たとえば、石川清さんも「寺井ゆり子」さんのインタビューに関しては、娘さん(も相当なお年だそうです)に「通訳」してもらいながらようやく聞き取りできたと書いていらっしゃるように、あのあたりにお住まいのおばあさんであの年齢だと、もっと聞き取れないレベルの訛りがあるのが普通ではないかなあ、という印象はありました。

    私(管理人)の両親の実家が美作地方の山奥で、小さい頃夏休みに祖父母の家に遊びに行くと、やはり最初は何を言ってるかわからなかった記憶があります。しばらく滞在していると耳が慣れて聞き取れるようになるのですが。

    訛りにも個人差がありますし、今はTVなどの影響で聞き取れないレベルの訛りのある方は少なくなったという話は全国的に聞きますので、単純にたまたまそういう訛りが少ないおばあさんだった可能性もあります。

  3. 初めまして。地元のことをいろいろ調べている中、偶然お邪魔しました。
    方言についての言及がありましたので少しだけ失礼致します。

    当方、事件がありました地元生まれ、地元育ち、かつ現住の者です(地区は二つ三つ離れていますが)。
    ちょうど話題の番組も見ておりまして、それを聞く限り、「ああ、地元のおばあちゃんだなあ」としみじみ聞いておりました。近所の年配の方も、亡くなった祖父母もあんな話し方です。
    私は出てらした方は直接存じ上げませんが(本物偽物というのではなく地区が違う方までは知らないという意味で)、少なくともこの辺りの方だとは思いました。
    聞き取れないほどのなまりは必ずあるものではない、というお言葉通りだと思います。
    取り敢えず地元民として一言、ご参考までに。

  4. 管理人様
    ユイ様

    分かりやすいご説明、ありがとうございます。納得&スッキリいたしました。

  5. 初めまして。
    幼い頃から津山事件に興味を持ち現地などに行ったりしているものです。

    管理人様からさらなる知識をえたり親しくなれればと思いコメントを残させていたいだきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です