狭山事件: 別冊宝島 昭和史開封! 男と女の大事件

別冊宝島
別冊宝島 昭和史開封!男と女の大事件

あけましておめでとうございます。

伊吹隼人さんの原稿が掲載された別冊宝島(セブンイレブン限定販売)を購入しました。
注意点として、判型が、「別冊宝島」で想像するようなA5無線綴じ(背表紙があるもの)ではなく、B5中綴じ(一般的な週刊誌と同じ判型・綴じ方)です。上の写真をご参照ください。

伊吹さんの狭山事件についての原稿はこの特集の中でも最大級の12ページにわたるスペースが充てられていて、伊吹さんによると編集部による無断の変更はあったようですが、全般的に見て内容は最新の取材結果を盛り込んだものになっており、狭山事件フリークにとっては必読といえるでしょう。

当方も伊吹さんとは折に触れて情報交換しています。しかし、被害者次姉の墓が2012年に撤去されてしまっていたという情報は初耳でした。その他の叙述も最新の取材結果を踏まえており、最近になって狭山事件に興味を持った方には自信を持ってお勧めできる内容です。

ちなみに、本ブログでもとりあげている下山事件についても1ページ程度のスペースが充てられており、その内容も一般的な他殺説に偏ることなく概説されているもので、事件に興味がない人にも現時点での知見を(スペース的制約を考慮すれば)過不足なく伝えるものであると思います。

ここ1~2年は本ブログもネタ切れ多忙のため更新が滞っておりましたが、新年を機会に何とか更新頻度を上げたいと考えております。

今年もよろしくお願いします。


本ブログでとりあげている事件に関する同人誌等の通信販売を行っています。詳細はこちらをご参照ください。


5 thoughts on “狭山事件: 別冊宝島 昭和史開封! 男と女の大事件”

  1. 貴重な雑誌掲載のお知らせ有難うございました。
    お陰様で大手通販サイトで購入できました。
    次姉さんのお墓は菩提寺に移ったのでしたらなるほどと思いますが、それ以外だと不思議な気がしますね。
    編集部による一部修正があったとですが、それでも自分の中での整理に加えて知らなかった情報が散りばめられていてのでとても読み応えがありました。

  2. 一反木綿様

    このたびは『別冊宝島』をご購読頂き、有難うございました。

    [※この後の文章は、ちょっと言い過ぎた(書き過ぎた)感がありましたので、削除させて頂きます]

    登美恵さんの墓が消えた件は私も不思議でならなかったのですが、考えてみれば長兄氏もご高齢(今年で79歳)ですし、後の世代のためにもここらあたりで山下家との関係を整理しておこう…ということだったのかもしれませんね(山下家側の登美恵さんの墓は今もそのままになっているようです)。

    なお、もう少し経ちましたら正式に告知をさせて頂きますが、今年の5月1日には、新宿で「伊吹隼人・ワンマントークライブ〝狭山事件ナイト〟(仮題)」を開催することになりました。取材の際の裏話なども多数披露する予定ですので、一反木綿さんもご都合が付きましたら是非観にいらっしゃってください。

  3. 5月1日ですね。必ず行きます。夏のコミケで伊吹さんとぎりぎりお会いできなかったのでご挨拶させて頂きたいと思います。イベントのお時間など告知を楽しみにしております。

  4. どちらに書き込むのが適切か分からず失礼します。

    管理人様、伊吹様は既にご存じかも知れませんが最近某巨大掲示板で知ったニュースアーカイブの様な狭山事件動画2本です。

    以前より当時の狭山の風景、風情、人々の言葉などに関心がありましてので、私には貴重な民俗学資料でした。土葬のお墓の飾り付けに込められた祈りもまた無性に悲しく感じられました。

    http://www.chunichieigasha.co.jp/?tag=%e7%8b%ad%e5%b1%b1%e4%ba%8b%e4%bb%b6

  5. ご教示ありがとうございます。弔辞を読む同級生など初めて見る映像も多く、参考になりますね。また後ほど改めてエントリとしてとりあげさせていただきたいと思います。

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