津山事件: 丑三つの村DVD発売

津山事件をモチーフにした映画「丑三つの村」のDVDが2月25日に発売されます。一般的には田中美佐子のヌードが売りでしょうが(笑)、迫力の映像で津山事件に興味がある方にもオススメです。ただし、血がドバドバ流れますのでそういうのが苦手な方はやめておいた方がよいかもしれません。

古尾谷雅人が自殺する直前に、今度は自分が監督してリメイクしたい、と言っていたという話もありますが……

8 thoughts on “津山事件: 丑三つの村DVD発売”

  1. 冒頭の「岡山県津山市郊外」でちょっとガクっときましたが、その後は筑波本に準拠した形で進んでいて、細かい点での間違いはあるものの、少なくともスーパーモーニングみたいな意識的な捏造は感じられませんでした。

    細かい間違いとしては下記のようなものがあります。
    ・「岡山県津山市郊外」:以前から書いているように、貝尾は当時は津山市ではなく、生活圏として津山市と一体化しているという意味での「郊外」でもなかったと思います。
    ・隣の家の娘は不在(村内の別の家で殺害)だったのに隣の家で殺されたことになっていました。逆にその家にいて殺された子供(男の子2人)には言及されませんでした。
    ・3軒目の描写もいろいろありますが細かいので割愛。
    ・最後に姉が骨壺を抱いて倉見へ歩いていった描写がありましたが、そもそも当時は土葬なのでああいう胸に抱けるような骨壺はありえません。また、実際には都井家の男達が数人で倉見まで睦雄と祖母の遺体を運んだという証言もあります。

    一応念のために書いておくと、話を盛り上げるためにヤラセ的捏造をするのは、テレビという媒体の性質上「アリ」だと思います。ただし、やるなら「これは実話を盛り上げるためにフィクションをまじえて構成しています」ときちんと断って放映してくれ、ということです。「ノンフィクションです」と言ってTVで放映された内容は、たとえばWikipediaあたりでも出典として認められてしまう可能性を持っています。そうなれば、ある意味で現在のネット社会においては「事実」になってしまいます。いかにもノンフィクションなふいんき(←なぜか変換できない)で意図的な捏造を含む動画を流したスーパーモーニングと、それに対してしたり顔でコメントしていた週刊朝日の山口編集長に対して私が批判的なのはそういう理由です。

  2. こんにちは、台湾からの訪問者と申します。
    日本語の使い方や書き方はあまり上手とは言えないですが、どうぞご容赦ください。

    この恐ろしい事件は、ミステリー名作の島田庄司の「龍臥邸事件」と横溝正史の「八墓村」によって、台湾の多数な推理小説ファンの間にも有名になっています。

    そのため、台湾で「都井睦雄事件」が知っている方も、以上のミステリー名作流行のかけて、段々多くなります。

    そんな残虐限りの大量殺人事件は、やはり時代から生まれた有数な悲劇でしょう…。

    その外、台湾でも「丑三つの村」映画DVDが見えるなら、良いかぎりでしょう。

  3. こんにちは。コメントありがとうございます。

    睦雄が結核にかかるのがあと数年後で、治療法が確立された後だったら、このような事件は起こさなかったのではないかと私も思います。もちろん、時代のせいだけにはできませんが。

    歡迎你!(對不知我的不好的中文)

  4. 都井睦夫を知れば知る程何故か切なく虚しくなります。
    5日は誕生日だったようですが
    偶然にもその日にこの事件を再確認しました。

  5. しょうもないことで失礼します。
    2009年2月1日のコメントの「ふいんき」が変換できないのは、正しくは「ふんいき(雰囲気)」だからです。(訂正されましたらこのコメは削除してください)

  6. 「ふいんき(←なぜか変換できない)」というのは、カッコの中まで含めてセットで2ちゃん用語です。

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