事件からほぼ75年が経過した5月19日、当日はあいにくの雨でしたが、5名の方にご参加いただいた現地調査が無事終了いたしました。
参加者の方には、近くにお住まいで現地に何度も行ったことがあるという方も多く、不慣れな案内役(当方)の話がどこまで参考になったか疑問ではありますが、前日夜の懇親会を含めて愉しい時間をありがとうございました。
B’z(ボーカル・作詞の稲葉浩志が津山出身)ファンの間で、特定の曲の歌詞が津山事件を念頭に置いて書かれているのではないかという噂があるのは知りませんでした。しかも、当方(本ブログ管理人)、両曲ともカラオケで歌いまくっていて、歌詞を見ないでも歌えるレベルの曲でした(笑)。
参加者の方々へ: 睦雄が自殺した場所の詳細についてはこちらをご参照ください。当日もし雨が降っていなくても、木や草が生い茂っていて上がれなさそうな感じでしたので、晩秋あるいは早春でなおかつ雪のない時期に行くのが一番よさそうです。上記の記事で訪問したのは2月でした。
また機会がありましたら、是非ともよろしくお願いします。
ブログ主さま
いつも狭山関連でお世話になっておりますOZです。ご無沙汰しておりますがお元気でしょうか。
津山事件も現地調査されたんですね…行ってみたかったです。
最近、津山事件の方にも興味が湧いて来ましてw
大学生の頃に筑波昭氏の本を読んでたんですが…昔すぎてもう内容を忘れてますねw
ということで久々に津山事件の勉強をしたいんですが、
「津山事件の真実 付録付き:津山事件報告書」はもう完売なのですよねえ…
もっと早く購入してれば良かったです…。
筑波本を読み返すのもイロイロ問題あり(笑)ですし、
中村一夫の「自殺」は見つけずらい&高いというwww
丑三つの村のDVDも買わないとなあwww
はじめまして。
いつも興味深く拝見しております。
先日念願だった、お墓や現地、自殺現場に行ってまいりました。
本やこのホームページでいろんな情報をいただいたおかげで
無事に回れ、感無量でした。
特に山登りは草木が凄まじく、本当に本当に大変でしたが
懸命にかき分けながら、頂上まで登りました。
現地へ行き、都井睦雄の心の闇にほんの少しですが
自分なりに触れられた気がしました。
管理人様はじめ、カキコミして下さって皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
もう、事件の事はそっとしておいてほしい。祖母のこの思いはいつになったら叶うのか…
事件関係者(被害者の子供)である祖母、その友人(生き残り)は本当につらい思いをしていました。
ここにコメントを残している方々、興味本位でずかずか入り込むのはもうやめてください。
傷ついている人がいることを忘れないように。
はじめまして。
「津山事件の真実」拝読しました。とても興味深い本でした。(後で付録付きがあるのを知りました(T▽T)。)
個人的には中村一夫氏に興味をもちました。まだ「自殺」を読んでいないので何なのですが、いつごろから調査を開始したのか。本が出されたのが1963年です。どの程度の調査を行い、その結果の貴重な発見があったのか。病院が閉鎖されたあとの消息が不明なのがなんとも残念です。
「岩槻医師会 初代会長 中村一夫(昭和45年〜昭和46年)」という記事を見つけたのですが、この人はあの中村一夫氏なのでしょうか?
すみません。訂正します。
その結果の貴重な発見があったのか。⇒その結果どの様な貴重な発見があったのか。40ページで調査したことが全て収まっているとは思えないので。
つるるんぱ様
はじめまして。中村一夫氏には、私としても非常に興味を持っています。
こちらのエントリでも書いた通り、中村病院が岩槻市(現さいたま市)にあったことは事実ですので、おそらくその「岩槻医師会初代会長の中村一夫氏」は、『自殺』を書いた中村一夫氏と同一人物ではないかと思います。
現在のところ言えるのは、中村氏は相当早い時期(昭和30年代)に『津山事件報告書』を閲覧し、さらには現地に複数回訪問して睦雄と直接対面した医師と意見交換するなどの取材を行っていた、ということだけです。『自殺』の記述にどこまでそれが反映されているかについては意見が分かれるところだと思います。しかし、私個人としては『自殺』に掲載されている年表の完成度の高さを強調したいと思います。あの内容は、「ちょっと興味があって調べてみました」というレベルではありません。必要な情報を過不足なく拾っており、なおかつ真偽に疑問がある内容についてはきちんと排除しています。それらのことから考えると、中村一夫氏の津山事件に対する興味は「ホンモノ」で、その内容についての信憑性は高いと思います。
ただし、(他で見られないような)「貴重な発見」があるかというと、正直微妙なところです。この本の津山事件に関する40ページの記述は、あくまでも医師として、「事実」ならびにそれに基づく医師としての推断(この場合も、推測に過ぎない部分はそう断っています)を述べているだけです。他の本に比べたら、センセーショナルな内容は全くありません。しかし、それだけに、吟味された内容を読んでいくときに、少なくとも私は興奮しました。そういう本です。