‘法医学’ タグのついている投稿
狭山事件入門: 死因
2008 年 6 月 28 日 土曜日狭山事件: 被害者は鼻血を出していたか?
2008 年 6 月 21 日 土曜日狭山事件: 被害者の胃の内容物
2008 年 4 月 18 日 金曜日下山事件: 「秋谷鑑定」 その8
2008 年 1 月 3 日 木曜日あけましておめでとうございます。
正月休み中に『下山事件全研究』を読み直していたら、その5で保留した秋谷教授ご自身の「文春秋谷鑑定」に関するコメントが見つかりました。灯台もと暗しですね。
まず、秋谷教授の法医学教室で助教授を務め、下山事件関係でも実際の鑑定作業の多くを担当した塚元久雄氏(のちに九州大学薬学部教授)のコメントとして、「これはちがうな。あとのほうになるとまるで推理小説だね。僕は鑑定書とはおもわんね。」「僕が書いてこなかったことや、知らないことがだいぶある」という発言が出ています。また、塚元氏は「これは誰かの手が入っているな。Yじゃないのかね。『失血死』につながるなんてのは、彼がいっていたことと同じですよ。事件当時はショック死だったはずじゃない?」と、外部の「Y」氏がこの「文春秋谷鑑定」を書いたのではないかという推理も披露しています。
下山事件: 諸永裕司氏のレトリック その5
2007 年 12 月 28 日 金曜日「諸永氏のレトリック」最終回です。ネタとしてはまだまだありますけど、キリがないし個人攻撃をしているように取られるのもイヤなので、この辺でいったん終了とさせていただきます。
本題に入って今回引用した画像についてですが、まず、そもそもの問題として、どうして「東大法医学教室の主任教授だった古畑」が色素の鑑定を担当したことになっちゃうんでしょうか。東大裁判化学教室や秋谷教授はどこに行っちゃったんでしょうか。その前のページ(133ページ)にも「この油について東大法医学教室が調べたところ、機関車や貨車に使われる鉱物油ではなく、最終的に米ぬか油だとわかった」となっていますが、医学部に所属する法医学教室が、なんで死体じゃなくて油の分析や鑑定をやらなきゃいかんのでしょうか。133ページの最初にはちゃんと「警視庁から東大裁判化学教室に持ち込まれた下山の衣類には」云々とあるんですが、どっかで法医学教室と裁判化学教室が入れ替わってしまったようです。
下山事件: 自殺説について
2007 年 12 月 11 日 火曜日ちょっと間が空いてしまいました。
下山事件の自殺説に関して考察しているサイトがありました。
http://shimoyamajiken.blog17.fc2.com/blog-entry-1.html
こちらのサイトと異なり、下山事件の自殺説に絞って深く考察されています。現在は特に法医学関係に関しての考察を詳しく紹介していらっしゃって、非常に参考になります。松本清張氏がご存命であれば、これを見てもまだ「カンか科学か」って言い張るんでしょうかねえ。
現状で手に入る下山事件関係の書籍のほとんどは他殺説で、自殺説のものは手に入りにくく高価なので、「平成三部作」で下山事件に関して興味を持った方も、自殺・他殺の判断をする前に是非ともこういった情報収集をしていただきたいと思います。
