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フランチャイズ・タグ

NFLでは3~4年でフリーエージェントの権利がもらえる。つまり、チームの中核となる選手でも3~4年で流出してしまう可能性がある。対抗手段として、チームとして是非ともキープしたい選手には「フランチャイズ・タグ」を貼り付けることができる。「フランチャイズ指定」とも呼ばれる。

フランチャイズ・タグの内容は下記の通り。

  1. 1シーズンオフにつき、1チームで1人だけ指定可能
  2. フランチャイズ・タグを貼り付けた場合、年俸をNFLトップレベルまで上げなくてはならない(NFL全体の当該ポジションの年俸トップ5の平均額か、本人の前年年俸の120%のうち、高い方)
  3. タグの効果として、FA権を持った選手の他チームとの交渉を禁止したり(exclusive franchise tag)、他のチームと契約合意した場合でも現チームが同じ条件を提示すれば引き留めができる(non-exclusive franchise tag)

年俸をNFLトップクラスまで上げなくてはならないというのはサラリーキャップ制があるNFLではかなり厳しい条件で、そのためどうしても引き留めたい選手にしか使われない。

フランチャイズ・タグで話題になったのが、NEに所属していたマット・キャッセル。トム・ブレイディのバックアップQBにすぎなかったキャッセルが、2008シーズンにブレイディの故障でNEのスターターQBの座を得るとあれよあれよと勝ちまくり、シーズンを11勝5敗で終える活躍を見せた。
AFC東地区優勝は同じ11勝5敗のMIAに持って行かれ、プレーオフ進出はならなかったが、この活躍でキャッセル株は急上昇。2008シーズン終了後に4年契約を終了して制限なしのFA権を取得したキャッセルは、一躍FA市場の目玉商品となった。そこで、NEはキャッセルにフランチャイズ・タグを貼り付けて年俸をつり上げた上で、KCにトレードで売りつけてドラフト指名権をもらうことに成功した。

KC移籍後の2009シーズンのキャッセルは、NFL中継で解説の河口氏に「キャッセルはもらいすぎ」と断言されるように、期待されたような活躍ができていない。一説には、NEがフランチャイズ・タグを貼り付けたのはブレイディの復調ぶりが不透明で、実際にキャッセルを引き留めたかったからという話もあるが、いずれにしてもNEの商売上手さをまたしても見せつける結果になった。

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