Home > アーカイブ > 2009-11

2009-11

パスキャッチ

パスをキャッチしたとみなされるためには、下記の3つの条件を満たす必要がある。

  1. パスを確保すること。確保とは、レシーバーの体(腕や手を含む)でボールを押さえた状態になることで、たとえばボールが腕と胸の間でバウンドしている間は確保したとみなされない。その状態の間にタックルされてボールが飛び出したらインコンプリート(パス失敗)。
  2. パスが空中にある間にキャッチすること。上の「確保」とも絡むが、たとえばボールがまだ腕の中でバウンドしている状態で倒れこんで、ボールが地面についた場合にはインコンプリート。
  3. インバウンド(フィールド内)でキャッチすること。NFLの場合には、確保した後に両足がインバウンドで着地することが求められる。片足だけでも線を踏んだらインコンプリート。NCAA(大学フットボール)では片足でOKなので、ルーキーのWRは苦労することが多い。

パスキャッチはよくアカハタの対象になる。特に、上の1.で例として書いたようなプレーで、ボールを確保して(パスをキャッチして)からボールがこぼれた場合はファンブルになるし、確保前にこぼれていればインコンプリートになる。そのため、ファンブルロストの判定になるとオフェンス側チームが赤旗を投げてビデオ判定を要求することが多い。

以前は、空中でキャッチした後レシーバーがディフェンスの選手に押し出された場合で、押し出されていなければ両足がインバウンドについたと思われる場合はパス成功扱いだったが、2008年から押し出されて足が出た場合でもインコンプリート(アウトオブバウンズ)になった。

わ・る・な・ら ハイタワー!

ARIのRB、Tim Hightowerが登場したときのお約束。

ハイサワーのCMソング「わ・る・な・ら ハイサワー!」(この動画の最後に流れるやつ)が元ネタ。

今夜が山田

最近NHK-BS深夜のBSニュースに出てくる山田康弘アナウンサー。

フランチャイズ・タグ

NFLでは3~4年でフリーエージェントの権利がもらえる。つまり、チームの中核となる選手でも3~4年で流出してしまう可能性がある。対抗手段として、チームとして是非ともキープしたい選手には「フランチャイズ・タグ」を貼り付けることができる。「フランチャイズ指定」とも呼ばれる。

フランチャイズ・タグの内容は下記の通り。

  1. 1シーズンオフにつき、1チームで1人だけ指定可能
  2. フランチャイズ・タグを貼り付けた場合、年俸をNFLトップレベルまで上げなくてはならない(NFL全体の当該ポジションの年俸トップ5の平均額か、本人の前年年俸の120%のうち、高い方)
  3. タグの効果として、FA権を持った選手の他チームとの交渉を禁止したり(exclusive franchise tag)、他のチームと契約合意した場合でも現チームが同じ条件を提示すれば引き留めができる(non-exclusive franchise tag)

年俸をNFLトップクラスまで上げなくてはならないというのはサラリーキャップ制があるNFLではかなり厳しい条件で、そのためどうしても引き留めたい選手にしか使われない。

フランチャイズ・タグで話題になったのが、NEに所属していたマット・キャッセル。トム・ブレイディのバックアップQBにすぎなかったキャッセルが、2008シーズンにブレイディの故障でNEのスターターQBの座を得るとあれよあれよと勝ちまくり、シーズンを11勝5敗で終える活躍を見せた。
AFC東地区優勝は同じ11勝5敗のMIAに持って行かれ、プレーオフ進出はならなかったが、この活躍でキャッセル株は急上昇。2008シーズン終了後に4年契約を終了して制限なしのFA権を取得したキャッセルは、一躍FA市場の目玉商品となった。そこで、NEはキャッセルにフランチャイズ・タグを貼り付けて年俸をつり上げた上で、KCにトレードで売りつけてドラフト指名権をもらうことに成功した。

KC移籍後の2009シーズンのキャッセルは、NFL中継で解説の河口氏に「キャッセルはもらいすぎ」と断言されるように、期待されたような活躍ができていない。一説には、NEがフランチャイズ・タグを貼り付けたのはブレイディの復調ぶりが不透明で、実際にキャッセルを引き留めたかったからという話もあるが、いずれにしてもNEの商売上手さをまたしても見せつける結果になった。

サラリーキャップ

NFLの各チームは、所属する選手の年俸合計を一定の金額以下に抑えなければならないという決まり。2009年シーズンは128百万ドル。各チームにはだいたい60~70人くらいの選手が所属しているので、大雑把に言って1人2百万ドル(2億円)くらいということになる。某プロ野球チームのように、高額年俸の有名選手をかき集めたチームを作ってそれがメチャクチャ強くなってもリーグとしてはつまらなくなるということで、戦力均衡を図るための方策。

NFLの場合、3年あるいは4年でFA権がもらえてしまうので、サラリーキャップがないといくらでも有名選手をかき集められる、という事情もある。

おもしろいことに、逆にサラリーフロア(年俸合計の最低金額)も決まっていて、112万ドルとなっている。NFLチームであることにあぐらをかいて、TV放映権料の分配金だけもらって経営努力をしないチームが出ることを防止するためらしい。このサラリーフロアは、最終的にはサラリーキャップの90%になる予定(現在は87%強)で、理論的には各チームでそれほど大きな差は出ないはずなのだが、実際にはシーズン16連敗したり16連勝するチームがあるのはご存知の通り。

某チートリオッツなどの強豪チームの場合、ベテランの有名選手で「もうお金は十分にもらったが、優勝したことがないので強いチームに行きたい」という選手と交渉して安く契約することでサラリーキャップを逃れたりもしている。

Home > アーカイブ > 2009-11

検索
フィード
メタ情報

Return to page top